ペットロス相談

 ペットロスという言葉はずいぶん知られるようになりましたが、ペットを失った方への理解やケアは、まだ十分とは言えないと感じます。飼主様が安心して今の気持ちを話せる場を作りたいと思い、この度「ペットロス相談あいち」を開設しました。
 今のお気持ちや、あの子にしてあげたかったこと、一緒に過ごした楽しい時間のことなど、大切なペットのことを自由にお話しください。
〈お願い〉
他のカウンセリングや病院(心療内科・精神科)を受診されている方は、ご予約時にお知らせください。
心身の状態によっては、ペットロス相談をお受けできない場合があります。

対象動物 小鳥、犬、猫、うさぎ など
場  所 愛知県小牧市間々30番地 カルミア小鳥の病院内
日  時 ご希望をお聞きして、病院の診療時間以外で担当者と調整しています。
  • ※相談は対面のみです。電話相談、オンラインでの相談は行っておりません。
  • ※録画や録音はお断りしております。
院内の写真
院内の写真
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料金とご予約方法

料金

ペットロス相談初回 90分 5,500円(税込)
2回目以降 50分 3,850円(税込)
  • 継続してご利用いただけるメニューやワークショップもご用意しています。詳細はブログでお知らせいたします。
  • これからペットを看取る飼主様のお気持ちのご相談もお受けしています。(獣医師が担当します。料金はお問い合わせください。)

お支払

当日お支払いください。

ご予約方法

ご予約フォーム

上記予約フォームからご予約ください。
ご希望の日時は、第三希望までお知らせください。
翌日中に担当者からメールにてご連絡いたします。

予約フォームからの申し込みが難しい場合には、予約専用電話をご利用ください。
病院での勤務中や運転中など、電話に出られない場合は折り返しご連絡いたします。

ご予約専用電話 090-1749-8106
電話受付時間 午前11時~午後6時(火・日休み)
  • ※メールやお電話でのご相談には対応しておりません。
  • ※キャンセルされる場合は前日までにご連絡をお願いします。ご連絡なくキャンセルされた場合は、料金が発生します。

ペットからの手紙

プロフィール

相談担当者 中川 るり子

相談担当者
経歴: 愛知県立大学文学部国文学科(現日本文化学部国語国文学科)1998年卒
企業にて勤務。営業関連部門で営業事務、人事部で社員採用業務を経験。
カルミア小鳥の病院勤務。受付、診療補助を担当。2015年~
ペット栄養管理士取得(日本ペット栄養学会)2018年
動物臨床栄養指示者(ANC)認定(名古屋市獣医師会)2019年
ペットロス・パラカウンセラー取得(日本ペットロス協会)2020年
グリーフケア・アドバイザー2級認定(日本グリーフケア協会)2022年
グリーフケア・アドバイザー1級認定(日本グリーフケア協会)2023年
日本ペットロス協会、日本ペット栄養学会、日本グリーフ&ビリーブメント学会

 私がペットロスについて学ぶきっかけとなったのは、愛鳥との死別でした。悲しみや後悔、絶望感に苦しむ日々を過ごしましたが、半年ほど経った頃、この別れを悲しいだけで終わらせたくないと思うようになり、勉強を始めました。姿は見えなくても、愛鳥が背中を押してくれているように感じ、これからも変わらず自分の支えや原動力となってくれるのだと思うと、悲しい中にもあたたかな気持ちが生まれました。
悲しみの形も、気持ちを落ち着けるのに必要な時間も、おひとりおひとりで異なります。まずは、今のお気持ちを安心してお話しください。飼主様が悲しみを抱えながらも立ち上がり、ご自身の足で進んでゆかれるためのお手伝いができればと思っています。

責任者 獣医師 伊木 治子

責任者 獣医師
経歴: 日本大学農獣医学部獣医学科1992年卒
カルミア小鳥の病院開院2002年~
武蔵野大学通信教育部人間科学部人間科学科心理学専攻2015年卒
中部大学大学院 国際人間学研究科 博士前期課程 心理学 2023年3月修了
4月~ 名古屋大学大学院 教育発達科学研究科 心理発達科学専攻 博士後期課程 心理危機マネジメントコース
ヨガ講師(CCY,Kaivalyadham)
論文: ペットロスの論文「中高年におけるペット喪失体験プロセスの検討」(2024)東海心理学研究第17巻
出版: ペットの飼育と看取りの童話「みさとマロンの一三年」(2024)空とぶロバ出版

 小動物獣医療について、心理学と死生学の視点から調査研究をしています。ペット喪失体験(ペットロス)は「公認されない悲嘆(Disenfranchised Grief)(Doka,1989)」の1つとされ、飼主様にとって大切なペットの死は、他者から、また、社会的にも認識されにくい喪失だといわれます。しかし、欧米と比べて、文化や宗教、生命観や死生観の違いから、日本ではペットを高齢まで大切に飼育し、丁寧に看取る飼主様が大勢いらっしゃいます。ペット喪失体験の不安や悲しみは、看取りの前から始まっています。ペットロス相談あいちは、ペットと人との関わりについて情報を発信していきます。また、飼主様だけでなく、獣医療従事者様、ペット産業に関わる方々とともに、いのちとのつながりを重んじる日本人として、生きとしいけるものの死生を考え、そのペットの死から自らの生をみる相談の場としてご利用いただければ幸いです。

よくあるご質問

持ち物はありますか?

特にありませんが、よろしければペットのお写真や思い出の品など、自由にお持ちください。

電話やオンラインでの相談はしていますか?

現在のところ行っておりません。

この病院の患者ではありませんが、ペットロス相談の予約はできますか?

当院の患者様でない方も、ご予約いただけます。
こちらは小鳥の病院ですが、動物の種類は問わず、ペットロス相談をお受けしています。

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